コラム
顎関節症の症状と治療法について
皆さんこんにちは。
かわの歯科口腔クリニックです。
口を開けると痛い、顎がカクカク鳴る、といった症状が認められたら「顎関節症」が疑われます。
顎関節症は誰にでも起こり得る病気なので、顎の異変に気付いたら当院の口腔外科までお越しください。
積極的な治療が必要かどうかも含め、精密に診断いたします。
今回はそんな「顎関節症の症状と治療法」についてわかりやすく解説します
顎関節症の症状は、多種多様です。
顎がカクカク鳴るのは「クリック音」と呼ばれるもので、顎関節にある関節円板の異常に由来しています。
口を開けると痛い、あるいは口を開きにくいのは「開口障害」で、これもまた関節円板や顎関節を構成する骨に異常が認められます。
その他、噛んだときに顎が痛かったり、顎の周囲の筋肉に異常が生じたりする場合もあります。
顎関節症の原因としては、「歯並びやかみ合わせの異常」が挙げられます。
歯ぎしりや食いしばりといった悪習癖がある場合も、高頻度で顎の関節に異常が現れます。
その他、「顎の骨や顎関節自体の異常」が原因となっている場合もあります。
顎関節症の治療は、ケースバイケースといえます。
歯並びやかみ合わせの異常が原因であれば、歯列矯正や咬合調整によって症状を改善できることがあります。
悪習癖がある場合は、「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを使った治療法が適応されます。
歯や顎にかかる負担を減らすことで、顎関節症の症状を緩和します。骨格的な問題に由来している場合は、「外科手術」を行うこともあります。
症状が軽度であったり、一時的なものであったりする場合は、具体的な治療は行わず、「経過観察」することもあります。
このように、顎関節症の原因や症状、治療法は人によって大きく異なるため、まずは精密検査を受けることが大切です。
口腔外科であれば、顎関節症の診査診断から治療まで行うことができますので、顎に異常を感じたら、まずは当院までご相談ください。
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